【臨海鉄道となった工廠引込線】
仙台臨海鉄道は昭和46年7月に開港した仙台港とその背後の工業地帯と全国の鉄道網を結ぶ目的で昭和45年11月7日、国鉄・宮城県・東北石油などの進出企業の共同出資で設立されました。開業は翌46年10月1日で、午前10時から仙台港駅構内で開業式が行なわれました。当日の気候は「晴天にして風やや強く」、10時25分に三発の花火を打ち上げ、それを合図に石油を満載した第一号列車が山王駅にむかいました。当然ですが多賀城町長も来賓としてテープカットをしました。この臨海鉄道のルートは多賀城海軍工廠の引き込み線のルートをそのまま使用しています。
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